私たちの願い、それは
「独りぼっちの盲ろう者をなくしたい」

私たちの協会で、今は楽しく活動している盲ろう者会員のみなさんも、多くがはじめは孤独でした。
「こんな障がいを持っているのは、世の中に自分1人だけだ」と思っている人もいました。
家族とも会話することができず、自分の部屋に引きこもって生活していた人もいました。
少しずつ「見えなくなる」「聞こえなくなる」ことを、誰にも相談できず、独りで不安を抱えている人もいました。
自分が盲ろう者であることを、長い間、受け入れられずに過ごした人もいました。

ですが、今は違います。
みんな、同じ障がいを持つ仲間と出会い、理解し支え合える人たちと出会い、知識や情報を得ていくことで、笑顔を取り戻し、「盲ろう者」として前を向いて歩んでいます。

私たちＮＰＯ法人札幌盲ろう者福祉協会は、盲ろう者が主体となって支援者と共に活動する団体です。札幌市や北海道に暮らす孤独な盲ろう者をなくすため、みなさんからのご相談や情報提供をお待ちしています。
もし、あなたの身近に、見え方と聞こえ方の両方に悩みをお持ちの方、お困りの方がいたら、ぜひ私たちの協会のことをお伝えください。
支援の必要を自ら発信することが難しい盲ろう者にとって、まずは「私たちの存在を知ってもらうこと」がとても大切なことと考えています。
みなさんのご協力により、私たちと繋がることのできた盲ろう者が、新たな生活への大きな一歩を共に踏みだせることを願っています。

お問い合わせは、法人事務局　または　北海道・札幌盲ろう者支援センターまで